実写映画『プロメア』九条天×リオ・フォーティア スペシャルインタビュー!
興行収入10億を突破した大ヒットアニメ作品『プロメア』の実写映画『プロメア-燃えて消す-』(8月1日公開)。主人公リオ・フォーティア役を演じる九条天(TRIGGER)と原作の主人公であるリオ・フォーティア、二人の対談が実現した。実写化不可能とされてきた本作品について2人のリオ・フォーティアが熱く語る。
実写化の知らせを聞いたときはどんなお気持ちでしたか?
九条:正直とても驚きました。ボク自身繰り返し観るほど大好きな作品で、原作ファンの方が多いということも知っています。それほど素晴らしい作品の主演を任せていただけるなんて。光栄であると同時に絶対に成功させなければという覚悟で撮影に臨みました。
リオ:僕も驚いたがすごく嬉しかった。実は一度コンサートを観に行ったことがあってな。彼の完璧なパフォーマンスを知っていたから、リオ役が九条さんだと発表されたときは嬉しくて仲間に自慢してしまった。
九条:そう言っていただけて嬉しいです。コンサートにも来ていただきありがとうございす。
長期にわたる海外での撮影が非常に過酷だったとお聞きしましたが、撮影中のエピソードがあれば教えてください。
九条:慣れない環境での撮影は大変でしたが、スタッフさんや共演者の皆さんのおかげで無事に終えることができました。実はリオさんが一度撮影を見に来てくださったんです。ちょうど収容所からの脱走シーンを撮影していたのですが、当時の気持ちについて現場でご相談させていただきました。
リオ:九条さんと話してるうちにマッドバーニッシュ時代を思い出した。洞窟シーンは序盤に撮影をしていたのだが、まるでリオ・フォーティア本人がそこにいるかのような九条さんの演技に圧倒されてしまった。髪もウィッグやCGではなく地毛だと聞いて本当に驚いたぞ。
リオの髪を地毛で再現するという役作りは公開前から話題になっていますね。
九条:当初は再現しにくい色だからウィッグで行こうという話だったのですが、今回スタントなしでアクションシーンを演じるということで、少しでも動きやすくするために地毛を染めたいとボクから監督に提案しました。
リオ:特殊な色ですまない…。
九条:とても綺麗な緑色です。大好きな色になりました。こんなに多くブリーチをする経験はもうないかもしれません(笑)。
九条さんとリオさん、ふたりの共通点はありますか?
九条:ちょっと照れくさいですが…仲間と誇りを大切にしていることかなと思います。
リオ:そうだな。あと背丈がほとんど同じだ。
2人でいるときはどんなお話をされるのですか?
リオ:他愛のない話をしている気がする。
九条:そうですね。実はボクもリオさんも甘いものに目がなくて(笑)。パンケーキやドーナツ、あと最近はタピオカドリンクの話をしています。ここのタピオカ美味しかった!とか。リオさんの友人と3人でご飯に行く約束もしました。
リオ:タピオカは不思議な食べ物だが美味しくて気に入っている。
完成した実写映画をご覧になっていかがでしたか?
九条:胸を張って素晴らしい作品だと言えます。……と主演のボクが言うのはおこがましいですが、どのシーンも体当たりで演じたので、話を知っていても手に汗握る映画になってると思います。
リオ:同感だ。
これから映画を観る方に向けて一言お願いします!
九条:自分も原作へのリスペクトがあったので、生半可な気持ちでは挑んでいません。是非劇場に足を運んで皆さんの目でリオ・フォーティアの生き様を確かめていただきたいです。
リオ:是非九条さんの素晴らしい演技を観に行ってほしい。僕も職場の仲間を誘ってみようと思う。